EDには、様々な症状があり、その要因も多岐に渡ります。EDの症状や要因によって、EDの治療方法も変わってきます。基本的には、EDの治療薬が第一選択となりますが、時にはICI療法と呼ばれるより専門的な治療方法が適用されることもあります。また、EDの治療にとって、食生活を改善したり、運動を習慣づけることも重要です。このように、EDの治療方法として、数々の手段があげられますが、実はセックス自体もEDの治療方法として有効的なのです。

EDの症状がある方々が、EDを治療したいと思うのは何故でしょうか?
多くの方は「セックスがしたいから」とお答えになるのではないでしょうか?実は、「セックスがしたい」という思いが、EDの治療を行う上で、とても重要なものになるのです。

EDの中で、最多と言われているのが、機能性(心因性)のEDです。つまり、精神的な問題でEDを引き起こしているケースが非常に多いのです。この精神的な問題の一例では、セックスに対する自信のなさがあげられます。セックスの経験が浅く、パートナーが満足できないこともあります。その様子を見て、セックス自体がプレッシャーとなる男性は少なくありません。
これがセックスに対するプレッシャーとなり、やがて機能性(心因性)のEDを引き起こしてしまうことがあるのです。
無理をすればするほど、症状が悪化してしまうこともあり、セックスにおける工夫が必要となってきます。

セックスの工夫とは一体何なのでしょうか?
スローセックスをご存知でしょうか?スローセックスは、射精やオーガズムを目的として行うものではなく、肌を重ね合って、その時間を楽しもうという試みです。いわゆるぺッティングと呼ばれるものです。精神的な交わりを重視し、快感ではなくパートナーとのスキンシップをを満喫するものなので、テクニックなどは必要がありません。

必要なのは相手への気配りで、互いに気持ちの波長を一致させる事がが、スローセックスの醍醐味となるのです。
スローセックスは射精やオーガズムを目的としませんので、ED気味であっても、楽しむことができます。この、セックスを楽しむという過程が、セックスへの自信を取り戻させてくれるのです。自信を取り戻すことによって、機能性(心因性)のEDの改善が期待できる事から、スローセックスがEDの治療となるとも考えられています。
また、ペニス自体に問題がない場合には、ペニスが常に膣に挿入している状態となるので、膣からの刺激と締め付けによって、ある程度の勃起が維持されます。この刺激と締め付けによって、長時間勃起が維持されることも、EDの治療に向けたトレーニングとなることでしょう。

スローセックスは、EDの治療としてだけでなく、パートナーとの親交も深められる手段でもあります。EDにお困りでない方も、長年連れ添ったパートナーとのセックスにマンネリを感じ始めたら、試されてみてはいかがでしょうか。

スローセックス時に使うと効果的なのは、「アダムタッチ」です。アダムタッチとは、スローセックスの提唱者でもあるアダム徳永氏によって開発された手技です。このアダムタッチは、パートナーをオーガズムに導くことが目的ではなく、感じやすい体質に向けていくことが重要視されたテクニックです。
1:パートナーの肌の上に、触れるか触れないかの距離で、五本指を立てます。
2:実際に刺激が加わるかどうかという微弱な力で、肌に圧を加えます。
3:楕円形の形に指を動かしていくことで、パートナーは規則正しい動きに安心感を抱きながら、性感帯で快感を受け止める事ができます。

アダムタッチを行うと、パートナーの感じる姿に興奮してしまう男性も少なくありませんが、あくまでもスローセックス中のテクニックのひとつとして、優しく、ゆっくりと丁寧に動かしましょう。

スローセックスを楽しむ事で、セックスへのプレッシャーや抵抗が薄れ、セックスへの欲も帰ってくるのではないでしょうか?